【統一地方選】平塚、大和、南足柄市、湯河原町 4首長選が23日投開票 14議員選も

大和市長選候補の最後の訴えに耳を傾ける有権者ら=22日夕、大和駅前

 第20回統一地方選後半戦の平塚、大和、南足柄、湯河原の4首長選が23日、投開票される。いずれも現職に新人が挑む構図で、行政運営の継続か刷新かを問う審判。投票は午前7時から午後8時まで受け付け、いずれも即日開票される。14議員選、1議員補選も含め、翌24日未明までに大勢が判明する見通し。

 平塚市長選は前回(2019年)と同じ顔触れで、4期目を目指す現職と、市民団体代表の新人が一騎打ち。大和市長選は5選を狙う現職といずれも元市議の新人2人による三つどもえの戦いで、南足柄市長選は、4選を目指す現職に元市商工会長の新人が挑んだ。

 湯河原町長選は、5期目を目指す現職と元町議の新人が舌戦を展開した。

 10市議選は、市長選とダブル選となった3市のほか横須賀、藤沢、小田原、茅ケ崎、三浦、伊勢原、綾瀬で実施。総定数253(前回比1減)を巡り、前回より15人多い計340人が出馬した。茅ケ崎市議選では、立候補した現職が選挙期間中に死去。補充立候補の届け出はなく、22日時点での10市議選の総立候補者数は計339人となっている。

 4町議選は葉山、中井、山北、開成で行われ、総定数50(前回比2減)を巡り、前回より1人多い計62人が出馬。湯河原町議補選(欠員2)は4人が争う。

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