リヴァプールの「4番」をつけた『最高の3選手、最悪の3選手』

今季はなかなか苦しいシーズンを過ごしているリヴァプール。しかしこれまで多くの素晴らしい年を経験し、多くの名選手が所属していた。

今回は『Planet Football』のランキングから「リヴァプールに所属した背番号4番の選手、最高の3名と最悪の3名」をご紹介する。

▼最高の3名

コロ・トゥレ

2013年にマンチェスター・シティからリヴァプールにやってきたコートジボワール代表DFのコロ・トゥレ。その際にはすでにベテラン選手となっていた。

2013-14シーズンに優勝までわずかに手が届かなかったチームの一員としてプレーした。失点は50と多かったものの、チームの選手層を高める役割を果たした。

サミ・ヒーピア

今世紀のプレミアリーグにおけるリヴァプールで非常に輝かしい存在。フィンランド出身のディフェンダーは2001年に加入し、のちにチャンピオンズリーグ優勝にも貢献した。

10年もの間リヴァプールでプレーし、出場数は464試合を数えた。間違いなくクラブのレジェンドであり、長い間4番を背負っていた。

フィルヒル・ファン・ダイク

もちろんリヴァプールの歴史上でも最高の「4番」はファン・ダイク以外にありえない。2022-23シーズンには激しい批判を集める存在となっているが、それはかつての彼が素晴らしすぎたからである。

リヴァプールに多くのタイトルをもたらした革新的なセンターバックだったファン・ダイクは、背番号に限らずともクラブの歴史上最高の選手の1人であろう。

▼最悪の3人

リゴベール・ソング

アレックス・ソングの叔父に当たるカメルーンの伝説的センターバックであり、現在代表監督を任されているほどのレジェンドだ。彼がリヴァプールにやってきたのは1999年、サレルニターナからの加入だった。

リヴァプールでは2年間で38試合に出場したが、レギュラーポジションを得ることはできなかった。ただUEFAカップでは1試合に出場してわずかに優勝に貢献している。

ヌリ・シャヒン

ユルゲン・クロップの下ドルトムントで若くして大活躍し、2010-11シーズンのタイトル獲得に貢献。ブンデスリーガの最優秀選手にも選ばれた。その輝かしい年のあとにレアル・マドリーへと引き抜かれたが、度重なる怪我でジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得られず。

復活を期してリヴァプールにローン移籍してきたが、やはりプレミアリーグでも僅かな輝きを見せたのみで、活躍らしい活躍はできず。2013年1月にボルシア・ドルトムントへと戻っていった。現在はアンタルヤスポル監督で中島翔哉を指導。

アルベルト・アクイラーニ

シャビ・アロンソをレアル・マドリーに売却することになったリヴァプール。そのあとの中盤を任せられるタレントとして、ローマで大ブレイクしていたイタリア代表MFアルベルト・アクイラーニを2000万ポンドで獲得した。

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ただ、彼のスタイルはアロンソとは全く違うもので、さらに怪我もあってほとんど存在感を見せられず。アクイラーニ本人も後に「僕はシャビ・アロンソの後継者として自分を見たことがなかった。シャビは素晴らしい選手で、僕も自分のクオリティに満足していたが、違う選手だ。僕のほうがもっと攻撃的だった」と語っていた。

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