第20回統一地方選の後半戦となる新潟県長岡市などの9市町村議選が4月23日、投開票される。即日開票され、24日午前0時半ごろまでには全ての当選者が決まる見通しだ。
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前半戦の新潟県議選、新潟市議選から始まった統一地方選は、県内全域で深刻化する人口減少問題を軸に、子育て支援策や医療体制などが焦点となった。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に対する考え方も問われた。
市議選は長岡、柏崎、新発田、小千谷の4市で投開票される。合計の定数97に対し、116人が立候補。新発田で7人、長岡で6人が定数を超過する激戦となった。定数が前回選挙が行われた2019年から4減った柏崎は、5人上回った。小千谷は1人超過となった。
加茂市は市長選、市議選が告示され、ともに無投票だった。加茂市長選は現職の藤田明美氏が再選した。
町村議選は田上町、湯沢町、刈羽村、弥彦村、粟島浦村で投開票される。合計の定数55に対し61人が立候補した。
選挙人名簿登録者数（有権者数）は、長岡市22万1750人、柏崎市6万8095人、新発田市8万177人、小千谷市2万8827人、田上町9740人、湯沢町6892人、刈羽村3676人、弥彦村6613人、粟島浦村280人（市は4月15日現在、町村は4月17日現在）。
投票は午前7時に始まり、一部を除き午後8時まで。弥彦村と粟島浦村は午後6時まで、湯沢町は午後7時まで。一部で終了時間を繰り上げる投票所がある。
