アロザレーナの活躍でレイズがホーム12連勝 メジャー新記録も樹立

【ホワイトソックス3-4xレイズ】延長10回タイブレーク@トロピカーナ・フィールド

レイズは3対3の同点で迎えた10回裏にランディ・アロザレーナがライトへのタイムリーを放ち、ホワイトソックスに4対3でサヨナラ勝ち。アロザレーナは初回に5号先制2ラン、5回裏に勝ち越しタイムリーを放ち、チームの全4打点を1人で叩き出す大活躍だった。レイズ5番手のギャレット・クレビンジャーが今季初勝利(0敗)をマーク。ホワイトソックス6番手のジミー・ランバートに今季初黒星(1勝)が記録された。

レイズは初回にアロザレーナの5号2ランで先制。これで開幕から21試合連続でアーチが飛び出したことになり、2019年マリナーズを抜いて「開幕21試合連続本塁打」のメジャー新記録を樹立した。2回表にエロイ・ヒメネスの2号ソロで1点を返され、5回表にはヤスマニ・グランダルの2号ソロで同点に追いつかれたが、5回裏一死3塁からアロザレーナのタイムリーで勝ち越しに成功。先発のシェーン・マクラナハンは6回3安打10奪三振2失点の好投を見せた。

ところが、リリーフ陣がリードを守れず、8回表にギャビン・シーツに2号同点ソロを被弾。試合は延長タイブレークに突入した。そして、10回表を無失点で切り抜けると、一死1・2塁からアロザレーナのタイムリーでサヨナラ勝ち。レイズはこれで今季ホームでは12戦全勝となり、20世紀以降では1907年ジャイアンツ(15連勝)、2009年ドジャース(13連勝)、1911年タイガース(12連勝)に次ぐ4チーム目の「開幕からホーム12連勝」となった。

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