エンゼルスが4本塁打の一発攻勢も敗れる 大谷翔平は4打数0安打

【ロイヤルズ11-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは6対6の同点で迎えた8回裏にマット・サイスが今季初アーチとなる1号勝ち越し2ランを放ったものの、9回表に登板した4番手のホセ・キハダが大誤算。今季無失点だったが、MJ・メレンデスへの押し出し死球も含めて5点を失い、8対11でロイヤルズに逆転負けを喫した。ロイヤルズ4番手のホセ・クアスが今季初勝利(0敗)、5番手のスコット・バーローが2セーブ目をマーク。大乱調のキハダは今季初黒星(0勝)を喫した。

3回表にボビー・ウィットJr.のタイムリーで先制されたエンゼルスは、3回裏にマイク・トラウトが同点タイムリー。4回表にマット・ダフィーのタイムリー二塁打などで2点を勝ち越されたが、4回裏にハンター・レンフローの5号ソロで1点差とし、5回裏にトラウトの4号2ランで試合をひっくり返した。

6回表に3点を奪われ、2点ビハインドとなったが、6回裏にレンフローが6号ソロ、ザック・ネトがボークのあとの仕切り直しでタイムリーを放ち、6対6の同点に。8回裏にはサイスに1号2ランが飛び出し、土壇場でリードを奪った。ところが、9回表に4番手のキハダが押し出し死球などで痛恨の5失点。4本塁打の一発攻勢も実らず、8対11で敗れた。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場したが、レフトフライ、セカンドゴロ、センターフライ、ショートフライ、ピッチャーゴロで5打数ノーヒット。直近4試合目で3度目のノーヒットに終わり、今季の打率は.250、出塁率は.337、OPSは.771となっている。

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