高校野球の春季九州大会(第152回九州大会)は23日、熊本県の県営八代球場などで1回戦が行われ、昨秋の覇者で、全国選抜大会16強の沖縄尚学は、文徳(熊本2位)に4―9で敗れた。
沖縄尚学は一回表に先発の照屋希空の乱調で4点を失った。一回裏に2点、六回裏に2点を返し、同点に追い付いた。
しかし、4―4で迎えた八回表2死満塁から走者一掃の3点三塁打を打たれ、引き離された。さらに九回表にも左越え2点本塁打を打たれ、敗れた。沖縄尚学は文徳の11安打を上回る13安打を放ちながらも、打線がつながりを欠いた。