24日(月)は広く高気圧に覆われて、昼間は晴れ間の広がる所が多くなる。全国的に空気の乾燥が進んでいるため、肌の保湿や、火の取り扱いに注意したい。
ただ、北日本は午前を中心に天気がぐずつき、西日本は午後から雨の降る所がありそうだ。
西日本は午後から天気下り坂
24日(月)の午前中は、東北北部や北海道で雲が広がり、にわか雨や雪の降る所がある見込み。北海道では、23日(日)も山沿いを中心に雪が降っていて、路面状況の悪化による交通障害に注意が必要となる。ただ、午後になると次第に晴れ間が広がってきそうだ。
東日本は、朝から晴れる所が多く、太平洋側ではときおり雲がかかるものの、夜にかけて天気の大きな崩れは無い見込み。
東京は23日(日)の最小湿度が17%まで下がるなど、全国的に空気の乾燥が進んでいるため、24日(月)にかけても火の取り扱いなどに注意したい。
一方で、西日本は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、九州南部や南西諸島では、午後から雨の降る所がある見込み。お出かけの際に雨が降っていなくても、折り畳み傘を持っておくと安心だ。
朝晩を中心に空気ヒンヤリ
上空の寒気の影響で、24日(月)は最低気温・最高気温ともに平年より低い所が多くなりそうだ。
24日(月)の朝は、関東から西で10℃前後、北陸や北日本は、ひとけたの冷え込みとなるため、朝は暖かい上着の出番がある。内陸部を中心に、霜が降りるような冷え込みの所もあり、農作物の管理にも注意が必要だ。
最高気温も23日(日)より低く、東京は20℃に届かない予想となっている。西日本では日ざしが少なく、全国的に北風もやや強まるため、数字ほど暖かく感じられないかもしれない。日ごとの寒暖差も大きくなっているため、服装で上手く調節し、体調管理に気をつけたい。
(気象予報士・水谷花那子)