児童から大人までラグビー満喫 三菱倉敷 チームPRへ初フェス

日本新薬との練習試合で攻め込む三菱自動車倉敷キングフィッシャーズの選手たち(オレンジのユニホーム)=福田公園

 ラグビーの三菱自動車倉敷キングフィッシャーズは23日、競技普及やチームのPRを目的とした初の「フェスティバル」を倉敷市の福田公園で開き、小学生から社会人までが丸一日、ラグビーを楽しんだ。

 三菱倉敷は昨年、三菱自動車水島ラグビー部から改称し、選手不足などで参戦を見送っていた地域リーグに7季ぶりに復帰。トップウエストの3部に当たるCリーグを6勝1敗で制し、Bリーグ昇格を果たしたのを契機に企画した。

 岡山、広島県の小中学生各4チームが参加し、親善試合を行った。“トリ”は、三菱倉敷が昨季トップウエストB3位の日本新薬(京都市)と今季初の対外試合を実施。迫力ある肉弾戦やスピーディーな攻防に、子どもたちが見入っていた。三菱倉敷の選手によるラグビー教室もあった。

 三菱倉敷は9月開幕のリーグに優勝を掲げて臨む。上板弘和監督は「チームのことをもっと知ってもらえるような結果を残す。岡山の競技力向上のため、フェスティバルも継続開催したい」と話した。

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