統一地方選後半戦で行われた岡山県内の5市町村議選は23日投票、即日開票され、新議員の顔触れが決まった。玉野市議選は19議席を巡って21人(現職13人、元職1人、新人7人)が激しい戦いを繰り広げた。開票は午後7時半から同市玉の市総合体育館で行われ、同9時に結果が確定した。
当選したのは現職12人、元職1人、新人6人。現職1人が議席を失い、新人1人が届かなかった。女性は前回と同じ顔触れの5人が立ち、全員が議席を得た。
党派別の内訳は公明3人、共産2人、無所属14人。公明、共産は全員当選し、改選前勢力を維持した。
人口減少、少子高齢化が進む中、持続可能な市の将来像とともに、地域の活力をいかに創出していくかが問われた選挙戦。子育てや教育環境の充実、海洋都市再興につながる観光振興策、老朽化に伴う市役所新庁舎整備といった大型公共事業が相次ぐ市の財政安定化などが争点となった。
◇開票結果◇
=選管最終=
(定数19―立候補21)
当1782 久保本 慎一 54無新
当1710 森本 宏子 51公現
当1679 大月 博光 52公現
当1650 山本 育子 50公現
当1627 赤松 通博 60無元
当1556 松本 岳史 50無現
当1476 牧野 明 70共新
当1468 三宅 宅三 66無現
当1235 藤原 仁子 75無現
当1131 福本 崇 41無新
当1100 氏家 勉 67無現
当1099 小泉 宗弘 46無新
当 997 河崎 美都 51無現
当 992 宇野 俊市 74無現
当 969 細川 健一 73共現
当 938 村上 光江 70無現
当 916 小崎 敏嗣 41無新
当 899 斎藤 啓二 65無新
当 759 高原 良一 68無現
594 下方 一志 76無現
344 山本 観詠 48無新