23日夜、愛媛県松山市内で住宅1棟を全焼する火事があり、現場から男性1人が心肺停止の状態で発見されました。
警察によりますと、火事があったのは、松山市石手白石の宮原豪之(ごうし)さん(81)の住宅で、23日午後8時40分ごろ、「建物から火が出ている」と近くの住民から消防に通報がありました。
この火事で宮原さんの木造平屋建ての住宅1棟約54平方メートルが全焼し、焼け跡から男性1人が心肺停止の状態で発見されました。
また、女性1人が松山市内の病院に救急搬送されましたが、意識はある模様だということです。
宮原さんは妻(81)と2人暮らしで、警察は、心肺停止状態で発見された男性は宮原さんの可能性があるとみて、身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。