開始21分で5ゴール! ニューカッスルがトッテナムに大勝し暫定3位浮上|プレミアリーグ

【第32節】ニューカッスル vs トッテナム

前半のうちに5点を挙げ、大勝を飾ったニューカッスル ©Getty Images

4月23日、プレミアリーグ第32節ニューカッスル vs トッテナムの試合がセント・ジェームズ・パークで行われた。

4位ニューカッスルと5位トッテナムの直接対決だったが、キックオフから62秒が経過したタイミングでニューカッスルに先制点が生まれる。左サイドに開いてボールを受けたジョエリントンカットインしながらDFをかわし、右足でシュート。GKウーゴ・ロリスが弾いたところをジェイコブ・マーフィーが冷静に蹴り込んだ。

これで勢いに乗ったニューカッスルは6分、オフサイドラインの裏に抜け出したジョエリントンが自陣右サイドからのロングパスを収め、GKをかわして無人のゴールに蹴り込み追加点を奪う。さらに9分、高い位置でボールを拾ったマーフィーが見事なロングシュートを突き刺し3点目。10分足らずで一気に主導権を握ることとなった。

落ち着く暇もないうちに3点のビハインドを背負ったトッテナムは13分、縦パスに反応して右サイドに抜け出したオリヴァー・スキップが折り返し、ハリー・ケインがダイレクトシュートを放つが、わずかにゴール左へ。

19分にはまたもやニューカッスルの得点シーン。左サイドのジョセフ・ウィロックが右足アウトサイドで裏のスペースに流し込むと、走り込んでボールを受けたアレクサンデル・イサクがゴール。21分にはリスタートからの細かいパスワークで右サイドを崩し、最後はイサクが流し込んで5ゴール目を奪った。

完全にプランが崩壊したトッテナムは23分、パプマタル・サールを下げてダビンソン・サンチェスを入れ、4バックから3バックに布陣を変更する。これによって攻守両面で連動性が見られるようになったが、相手ゴールに迫るまでには至らず、ニューカッスルがゲームをコントロールしたまま前半を終える。

後半の立ち上がりもニューカッスルがゴールに迫っていたが、トッテナムは49分、ケインが左サイドを突破し、左足で逆サイドに流し込んで1点を返す。

その後は両チーム一進一退の攻防となり、トッテナムが猛攻を仕掛ける場面もあったが、追加点を奪ったのはニューカッスルだった。67分、途中出場のミゲル・アルミロンからのボールを、同じく途中出場のカルム・ウィルソンがゴール右隅へと流し込んだ。

その後スコアは動かず、6-1で大勝したニューカッスルは勝ち点を59に伸ばして暫定3位に浮上。トッテナムは勝ち点53で5位のままとなっている。

次節、ニューカッスルはアウェイでエヴァートンと、トッテナムはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

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