「気が動転して逃げてしまった」ひき逃げなどの疑いで仙台北警察署の警察官(21)を逮捕

宮城県警の警察官が23日夜、仙台市泉区の交差点で横断歩道を歩いて渡っていた男性を車ではねてけがをさせ、そのまま逃走した疑いで逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、仙台北警察署地域課の巡査森瑠世容疑者(21)です。

警察によりますと森容疑者は23日午後7時20分ごろ、泉区八乙女中央1丁目の交差点で横断歩道を歩いて渡っていた26歳の男性を車ではね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

男性は頭を打ちけがをしたものの、命に別状は無いということです。

森容疑者はこの日は休日で、泉区のパチンコ店に行った帰りに事故を起こしたということです。

逃走した車のナンバーの目撃情報から、森容疑者が特定されたということです。

森容疑者は「人とぶつかって気が動転して逃げてしまった。被害者の方に申し訳ない気持ちと後悔の気持ちでいっぱい」と容疑を認めているということです。

警察は「警察官がひき逃げ事案を起こしたことは誠に遺憾。被害者はもとより、県民の皆さまに深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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