韓国が日本の軍事費を抜き、軍備支出額で世界9位になったことが分かった。
聯合ニュースなど韓国各紙は、ストックホルム国際平和財団(SIPRI)が24日(現地時間)発表した「2022世界軍備支出動向」報告書をもとに、このように報じた。
世界軍備支出は2015年以降8年間毎年増加し、2013年と比較すると、最近10年の間に19%増加したことが分かった。
SIPRIは、ロシアのウクライナ侵攻、米国と中国の競争による東アジアの緊張の高まりを全世界の支出を増加させた要因として指摘した。
昨年の軍備支出1位は米国の8千770億ドルだった。
中国(2兆920億ドル推定)、ロシア(864億ドル推定)、インド(814億ドル)、サウジアラビア(750億ドル推定)が2~5位で上位を形成した。
英国(685億ドル)、ドイツ(558億ドル)、フランス(536億ドル)が6~8位、韓国は464億ドル(約6.2兆円)で9位、日本は460億ドルで10位だった。
日本は2021年に9位だったが、今回韓国と順位が入れ替わった。北朝鮮は調査対象から除外された。
ウクライナ(440億ドル)は2021年36位だったが、昨年2月から戦争を行い、11位に上昇した。
ロシアも2021年5位だったが、ウクライナ戦争の影響で3位に上がった。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されいている。(※ネイバーニュースコメント参照)
「第二次大戦終結後、70年間続いていた平和の次期が終わり、新冷戦の時代が訪れようだ」
「我が国も核武装が求められる」
「歴史的にみると、軍備増強後は戦争が起こる」
「志願兵制に変えて、軍備支出ももっと増やさないと」
「米国の国防予算の多くは既に保有している軍備の維持費に使われているはずだ。あと、兵士たちの給料や食費」
以上 コリアエコノミクス編集部
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