ピンク・フロイド『狂気』50周年を記念したリスニング・イベントがオーストラリアの世界遺産で開催

ピンク・フロイドのアルバム『狂気(THE DARK SIDE OF THE MOON)』の発売50周年を記念して、4月20日西オーストラリア州エクスマウスにあるユネスコ世界遺産のニンガルー海洋公園にて、皆既日食の時間に合わせた『狂気』リスニング・イベントが開催された。

当日はオーストラリアのパースから北へ1,200kmに位置する、人里離れたマクルオッズ・ビーチに、多数の応募者から選ばれたコンテスト受賞者のファン8人が招待された。ピンク・フロイドの長年のクリエイティブ・ディレクターであるヒプノシスのオーブリー・パウエルによって制作された巨大ピラミッドの前で、太陽、月、地球が一直線上に並んだときに太陽が完全に月に隠れる皆既日食を見ながら、アルバム『狂気』を全曲試聴。最終曲「狂気日食(Eclipse)」のラストの歌詞<太陽の下 すべては調和を保っているが、その太陽は徐々に月に侵蝕されていく>が皆既日食の瞬間に合わせられたという。

ピンク・フロイドの公式サイトにて、その模様を収録したダイジェスト・トレイラーが公開されている。

また、『狂気(The Dark Side Of The Moon)』の50周年記念盤として「豪華デラックス・ボックスセット」、「全曲演奏ライヴ盤」が発売。4月19日には日本独自の50周年記念盤 『狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』が15大特典付きで発売された。

◎リリース情報
『狂気』
2022/1/12 RELEASE
<日本独自企画(7インチ紙ジャケット仕様)>
SICP-10143 6,600円(tax in.)
<デラックス・ボックスセット>
19658713451 オープンプライス
<ライヴ盤(CD)>
SICP-6509 2,750円(tax in.)
<ライヴ盤(LP)>
SIJP-139 4,400円(tax in.)

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