有吉弘行、『東京リベンジャーズ』で名台詞扱いされているあのセリフに「重要なセリフ?」

23日放送『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFNC)で、お笑いタレントの有吉弘行が、『東京リベンジャーズ』の実写映画について素朴な疑問を語った。

番組では、冒頭の挨拶の後、6月実写版新作映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』が公開されるマンガ『東京卍リベンジャーズ』の話となった。

有吉は「俺は全巻『東京リベンジャーズ』読んだのよ。最後まで、30何巻までかな」と話し、「なにあれ、重要なセリフ?(笑)『日和ってる奴いる?』っていうのさ」と同作で東京卍會の総長である佐野万次郎(マイキー)が放ったセリフの話となる。

同セリフは実写映画、アニメ版さらに関連商品のCMなどで多用されているが、有吉は「普通に読んでたらさ、『別に…』っていうセリフだったけどさ。映画だとやっぱりさ、凄い切り取られてるよね。名台詞! 名シーン!って感じだよね」と原作を読んでいてそれほど印象に残るセリフではなかったと明かした。なお原作で、同セリフは敵対チームに東京卍會が殴り込みに行く際に、隊員に向かってマイキーが言ったセリフで、その後「いねえよなぁ!?」と続き、隊員たちが歓声で答えることでマイキーのカリスマ性と統率力を表す演出となっている。

しかし、有吉は「あんなのは『特攻の拓』世代じゃなんでもないぜあれ」と90年代に流行ったヤンキーマンガ『疾風伝説 特攻の拓』の話題を出し、「あんな『日和ってる奴いる?』なんて言われたって、もう全然。俺、鰐淵(春樹)知ってるから」と話し、アルコ&ピース・酒井健太から「ふふ(笑)、地元の先輩なワケじゃないですよね」とツッコミを受けた。

さらに鰐淵の話は続き、有吉は「16~17歳で、セドリックみたいなの乗ってるから(笑)。もう、どう見ても30歳のヤクザみたいな高校生見てきてるからね(笑)」と当時のヤンキーマンガの滅茶苦茶さを解説したのだった。

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