約6年の分裂に終止符 愛媛県議会「自民党」と「志士の会」再合流

愛媛県議会議員の7割近くが所属する巨大会派が誕生します。
およそ6年にわたり分裂が続いていた県議会2つの自民党系会派が、24日に会合を開き、再合流が決まりました。

県議会の自民系会派「自民党」と「志士の会」に所属する議員が会合を開き、今回の選挙で当選した両会派の議員24人と、新人7人の合わせて31人で会派「自民党」結成を決めました。

結成は5月1日付です。

「自民党」と「志士の会」を巡っては、6年前の分裂以降、議会内での主導権争いを繰り広げたことで、2019年の参院選愛媛選挙区で党公認候補が落選するなど組織の弱体化を招いたとして、立て直しや再合流に向け話し合ってきました。

(会派「自民党」三宅浩正代表)
「衆議院は常在戦場。その風がいま強まっていることも、皆肌で感じているところ。取り急ぎ体制整備を早く組織を固めて、選対本部を立ち上げていくことになる」

今後、組織の立て直しを急ぎ解散総選挙に備えることに加え、2年後に迫った参院選愛媛選挙区での議席奪還へ、候補者の擁立作業を進めることになります。

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