グレイトフル・デッド、公式TikTokアカウントに初投稿

現地時間2023年4月20日、グレイトフル・デッドが公式TikTokアカウントに初投稿を行った。

バンドは、1969年に米サンフランシスコの伝説的なフィルモア・ウェストで録音された「St. Stephen」のライブ音源のリマスター版に合わせたアーカイブ映像のコンピレーションを公開し、欧米ではマリファナの日として親しまれている4月20日を祝った。

プレス・リリースによると、@gratefuldeadのアカウントは、<ライノ・エンタテインメント>と共同で開設され、「数十年にわたる音楽、数世代にわたるコミュニティ、そしてバンドとそのファンたちを世界のカウンター・カルチャーと意識の新時代へ織り込んできた無限の創造性を祝うためのプラットフォームとして機能する」ことを約束している。

約30秒の初投稿には、アーカイブ・コンサート映像、『シェイクダウン・ストリート』からの一幕、ファン・アート、デッドヘッズが曲に合わせてダンスしたり、カスタマイズしたバンを披露する様子などが織り交ぜられている。今年3月にはバンドの楽曲がTikTok上で動画投稿時に初めて使用できるようなっていたが、プレス・リリースによると、今後はほぼ毎日、“より多くの限定コンテンツ”が公式アカウントで公開されるそうだ。

グレイトフル・デッドは、2021年以降にTikTokの世界に進出したピンク・フロイド、ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリンらに続く、ベテラン・アクトとなった。

なお、グレイトフル・デッドのメンバーも参加するデッド&カンパニーは、今夏、最後のツアーを行う予定で、最終公演は7月14~16日に米サンフランシスコのオラクル・パークで行われる予定だ。

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