2票差落選の福田氏 県選管に異議 県議選笠岡市区 票の再点検求める

 9日投票の岡山県議選笠岡市選挙区(定数2)の開票結果について、2票差で落選した福田玄氏(41)が24日、県選管に対し、公選法に基づき異議を申し立てた。2番目に多く得票した候補の当選無効を主張。票の再点検を求めており、県選管は30日以内に対応を決める。

 同選挙区は自民党の新人2人と無所属新人の福田氏の計3人が立候補。開票の結果、有効票1万6866票、無効票168票で、福田氏の得票は4579票だった。

 福田氏は山陽新聞社の取材に対し「無効とされた票の中に自分の票が含まれ、当選者の得票を上回っている可能性がある」などと説明。「わずか2票差での落選に納得できない支援者もおり、投票用紙を再点検してほしい」と述べた。

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