武藤十夢 大胆初写真集は「AKB12年間の集大成」卒業しても柏木由紀を全力応援中

3月8日にAKB48を卒業した武藤十夢(28)が23日、都内でファースト写真集「とむもよう」(小学館)の発売記念会見を開いた。

武藤はタイトルについて「気象予報士の資格を持っているので『空模様』にかけて『とむもよう』にしました。空模様のように、いろいろな私の表情を見てほしい」と説明。お気に入りカットはヒップラインが際立つ黒い水着姿で、まなざしの強いカメラ目線が印象的。「フワッとした写真が多い中で、キリッと大人っぽい私が写っている。かっこいいなと思いました」と話した。

AKBには12年間在籍。「12年間の集大成としての写真集です。去年の8月くらいからゆるゆると筋トレを始めて、12月に回数を増やして、食事制限は撮影の4日前から始めました。写真は予想以上にいい感じで、大人っぽくなったなと自分でも思いました。アイドル生活の集大成で、成長や等身大の私を見てほしい」と語った。撮影は今年1月、沖縄で行われた。

卒業後もAKB48との交流は続いており「辞めた2日後からメンバーとご飯に行っているので『意外といるよね』って言われてます」と笑った。様々な資格を持つが、今後については「その都度、元AKB、タレント、気象予報士、ファイナンシャルプランナー、防災士と、活動していく中でおのずと肩書が決まっていくと思う」と話した。

アイドルを卒業したことで、恋愛活動にも注目が集まる。「今のところないです。先月、LINEのアカウントが消えてなくなったので、男性、女性、全方位の誰からも連絡が来ない。どうしたものかと思っています。結婚は、30歳まではしない感じですね。いい出会いに期待しつつ、お仕事を頑張りたい」と明かした。

AKB48の後輩たちに「せっかくアイドルになったんだから、活動を楽しんで。そして、もっとAKBを好きになって」とエールを送った武藤。先輩でグループに残っている柏木由紀には、卒業を発表した公演のリハーサル時に打ち明けたという。「選抜で年長組ワンツーのような感じだったので、大変なレッスンの時に〝もう無理だー〟と話せる相手がいなくなるのは寂しいと言われました。でも、ゆきりんさんは、まだまだ行けると思うので、全力で応援します」と話していた。

武藤十夢「とむもよう」書影 (C)三宮幹史、小学館

(よろず~ニュース編集部)

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