岸田首相の靖国への真榊奉納で申し入れ 中国外務省

 中国外務省の汪文斌外務省報道官は21日の定例記者会見で日本の岸田文雄首相が同日、靖国神社に「内閣総理大臣」の名義で供え物の「真榊」を奉納したことについてコメントを求められ、次のように述べた。

 靖国神社は日本軍国主義の対外侵略戦争発動の精神的手段・象徴で、侵略戦争で重大な罪責のあるA級戦犯14人を祭っている。
 中国は靖国神社に関する日本の後ろ向きの動きに断固反対し、すでに日本に申し入れを行った。中国は日本が侵略の歴史を直視し、反省するという態度表明と約束を確実に守り、軍国主義と完全に決別し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す。〔東京4月21日発中国通信〕

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