札幌市の潜在的待機児童、高止まり 需給バランスに地域差

 希望する認可保育施設に空きがなく入所を諦める「潜在的待機児童」が、札幌市は4月1日時点で前年同期比2人減の1199人となり、高止まりが続いている。保育の需給バランスが地域によって偏りがあることも課題として浮かぶ。一方で認可保育施設のうち7割近くが定員割れとなった。市は地域の状況を見極めつつ整備を進める方針だが、解消は見通せていない。

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