生田斗真 ”干からびた目”で日々を淡々と過ごす“渇ききった”表情 水道局職員役 「渇水」場面写真

2023年6月2日より劇場公開される、生田斗真の主演、白石和彌のプロデュースによる、河林満の同名小説の映画化作「渇水」から、新たな場面写真が公開された。

本作で生田斗真は、水道料金を滞納する家庭の水を止めて回る業務に葛藤する、岩切という水道局職員を演じている。公開された場面写真では、”干からびた目”で日々を淡々と過ごす、岩切の“渇ききった”表情が捉えられている。

岩切役のキャスティングに関して、長谷川晴彦プロデューサーは、「岩切というキャラクターは、最強の凡人だと捉えた時、凡人を演じたことのない生田斗真さんが閃きました。オファーして快諾まで1週間という異例の早さでしたが、この脚本ですから、自信はありました」と、相思相愛のキャスティングだったことを明かしている。

「渇水」は、1990年に文學界新人賞を受賞、103回芥川賞の候補にもなった、河林満の小説の映画化作品。孤独を抱えた水道局員とたった二人残された幼い姉妹の出会いをきっかけとしたヒューマンドラマとなっている。「凶悪」や「孤狼の血」シリーズなど、重厚な作品を作り続ける映画監督の白石和彌が初プロデュース。主演は、「土竜の唄」シリーズなどの生田斗真が務めている。監督は、岩井俊二監督作品「ラストレター」や、宮藤官九郎監督作品で助監督を務めた髙橋正弥。

【作品情報】
渇水
2023年6月2日(金)全国公開
配給:KADOKAWA
©2022『渇水』製作委員会

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