飛ばし自慢が和合に初挑戦 蝉川泰果は石川遼、桂川有人と同組

昨年大会は稲森佑貴がツアー3勝目を挙げた※撮影は2022年中日クラウンズ(撮影/和田慎太郎)

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

グレッグ・ノーマン(オーストラリア)やセベ・バレステロス(スペイン)、デービス・ラブIIIといった世界的名手も歴代優勝者に名を連ねる国内最古の民間トーナメントが27日(木)に開幕する。1960年の設立から63回目となる今年は、4年ぶりにギャラリーの入場制限を撤廃して開催される。

前回大会は稲森佑貴が最終日2打差から逆転優勝。初優勝と2勝目をいずれも「日本オープン」で飾り、一部でささやかれていた“メジャーしか勝てない男”の称号を返上するツアー3勝目を挙げた。青木功(1978年から3連覇)と尾崎将司(95年から3連覇)のみとなっている和合での大会連覇という快挙に挑む。

蝉川泰果、河本力ら破壊力抜群の1Wショットが魅力の若手が、総距離6557ydのコンパクトなコースを初出場でいかに攻略していくかはひとつの見どころとなりそう。前年7位でベストアマとなり、アマの大会最少ストローク(272)を更新した中島啓太はプロとして戻ってきた。

2010年の最終日に「58」を出して優勝した石川遼は、前年3日目の7番(パー3)で日米ツアー5度目のホールインワンと記録にも記憶にも残る舞台。欧州ツアーとの共催だった前週に日本勢唯一のトップ10入りを果たした岩田寛は2年前に優勝、昨年3位と好相性だ。

予選ラウンドは蝉川、石川、地元愛知県出身の桂川有人とのペアリングが決まった。

<主な出場予定選手>
稲森佑貴、池田勇太、石川遼、今平周吾、岩田寛、片山晋呉、桂川有人、金谷拓実、河本力、蝉川泰果、谷口徹、谷原秀人、中島啓太、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、藤田寛之、岡田晃平(アマ)、杉浦悠太(アマ)

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