米ファースト銀の預金残高4割減 金融不安、人員25%削減

米ファースト・リパブリック銀行本社

 【ニューヨーク共同】米サンフランシスコが拠点の中堅銀行ファースト・リパブリック銀行は24日、2023年1~3月期決算を発表し、3月末時点の預金残高が1044億ドル(約14兆円)となり昨年末時点の1764億ドルから4割減少したことを明らかにした。収益環境の悪化に伴い、6月末までに従業員を20~25%削減する。

 3月にシリコンバレー銀行など米銀が相次いで経営破綻し、金融不安が拡大。財務の健全性が不安視されていたファースト銀にも信用不安が直撃した。幹部は決算の声明で「かつてないほどの預金流出を経験した」と振り返った。

 純利益は前年同期比33%減の2億6900万ドルだった。

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