「君の声が聴きたい」内村光良、広瀬アリス、パンサー、SixTONES・松村北斗、木村佳乃が登場するキービジュアルが完成!

NHKでは5月5~12日までの8日間、50以上の番組を通じて、子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクト「君の声が聴きたい」を展開。8日間さまざまな番組に出演し、子どもや若者の声を聞き、一緒に考えていくプロジェクトメンバーの内村光良、広瀬アリス、パンサー(菅良太郎、向井慧、尾形貴弘)、SixTONES・松村北斗、木村佳乃が登場するキービジュアルが完成した。

「君の声が聴きたい」は、2020年のユニセフの調査で、日本の子ども・若者の「精神的幸福度」が先進38カ国中・37位という結果が発表されたことをきっかけに、昨年スタート。もしも若い世代が本当に幸せを感じられていないとしたら、それはどうしてなのか? 幸せを感じるためには何が必要なのか? 若い世代の願いや不安を、大人が受け止め、必要な施策を講じることが必要な今、子どもや若者の声を特設サイトでのアンケート、取材により広く集め、その声に耳を傾け、すべての世代と“幸せのヒント”を一緒に考えていく。

プロジェクト期間中、特設サイトや広報に使うキービジュアルには、“声を拡散する”ことをテーマにしたワンダーランドに、プロジェクトメンバーの内村、広瀬、パンサー、松村、木村が登場。ビジュアルの公開と合わせ、メンバーからあらたなコメントも到着した。

内村は「本当に表裏一体で、笑いとか悲しみとかひっくるめて毎日を精いっぱい生きていくのが若さじゃないかなと思います。みんなのたくさんの声を聞きたいです」と訴える。

広瀬は「言葉にするってすごく心が軽くなる。思っているだけじゃなくて、言葉にして、それを誰かに聞いてもらう。それはすごく大事なことだと、私も教わったので。自分も28年生きてきているので、何かヒントを出せたらと思います。言葉にするってすごく心が軽くなる。思っているだけじゃなくて、言葉にして、それを誰かに聞いてもらう。それはすごく大事なことだと、私も教わったので。自分も28年生きてきているので、何かヒントを出せたらと思います」と力を込める。

木村は「私も幼稚園の頃、幼稚園に行きたくなかった時期がありました。でも親に心配をかけたくなくて『行きたくないと』言えなかったのを覚えています。そんな時、一緒に住んでいた祖母が頭をなでてくれるだけで安心しました。今回は、私もそんな安心を子どもたちに伝えたい」と子どもたちの思いに寄り添うことを誓う。

パンサーは「自分たちが学生時代の時は、何か聞いてもらいたいことがあったなって確かに思うので、しっかり聞けたらいいなと思っています。ただ口にするだけでも、『うんうん』とうなる声でも、声として出すことでストレス解消にはなるので、なんでも聞きます!」と子どもたちの声を受け止めていく。

松村は「僕らが学生の時と大きく違うのはSNS。そこでの悩みがすごく多いし、違いを特に今、感じています。でもこの『君の声が聴きたい』プロジェクトで、そういうものに寄り添いながら、少しずつ一緒に解決する時間がたくさんあると思うので、このキャンペーンの期間を一緒に過ごして、何か、明日ないしは何年後の安心とか安らかな気持ちを、一緒に得ていただけたらなと思います」と呼び掛けている。

期間中の関連番組や広報番組、SNSなどでも配信されるプロジェクトのクラッチの声は梶裕貴が担当。5月5日のNHKラジオ第1「梶裕貴のラジオ劇場スペシャル」(金曜午後7:20、レギュラー放送は午後8:05、毎月最終週は除く)では、メインパーソナリティーの梶がかねて共演を希望していたゲストの古川登志夫と一緒にラジオドラマに挑戦。リスナーから募集し、選ばれた作品を生放送で演じる。今回は時間枠を拡大し、「学校」をテーマにした脚本も募集する。

梶は、今回のプロジェクト「子どもや若い世代の声を聴く」というコンセプトについて、「今の子たちがどういったことに悩んで、どうのように向き合っているのか? リアルな声を知る機会ということで、とても関心があります。かつては僕自身も子どもだったわけで、その頃は『いつか自分も立派な大人になっているはず』と漠然と想像していたんですけど…当たり前ですが、そんな分かりやすい境界線なんてなくて。まさに、その時からの延長線上に今の37歳の自分もいる感覚なんですよね。なので、大人としてはもちろん、“元・子ども”として、何か皆さんの力になれることがあればいいなと、純粋に思いました」と語る。

さらに、大先輩の「声優という職業は、何を頑張っても全部自分の力になる仕事だよ」という言葉をきっかけに声優を目指したことを明かし、「たくさんの夢を持ち、一つに絞りきれない自分をどこか肯定してもらえたような気がしたんですよね。『興味・関心を持つこと、それに向かって努力することは決して無駄じゃない』と言ってもらえたようで。当時、とても勇気をもらいましたし、今でも励まされ続けている言葉です」と振り返る。

そして、若い世代に向け、「とにかく視野を広く持って生活してほしいなと思います。子どもの頃って、どうしても家庭や近所、学校など、その時に自分が生きている場所が、これから生きていく上でのコミュニティのすべてだと思ってしまいがちですけど…一歩引いて周りを見渡してみると、全然そんなことはなくて。自分が思っているよりも、世界はずっとずっと広いんです。そして、そこには自分が居やすい場所、居心地のいい場所っていうのが必ずあって。なので『今この瞬間、この場所だけがすべて』と塞ぎ込んでしまわずに、一度大きく深呼吸をして、ゆったり考えてみてほしいなと思いますね」とメッセージを寄せている。

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