ジャイアンツ先発カッブがカージナルスを完封 ヌートバーは1安打

【カージナルス0-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク

連勝して勢いに乗りたいカージナルスは先発のジョーダン・モンゴメリーが7回途中自責0の好投も、打線が散発5安打と援護できず。7回裏に犠牲フライとJ.D.デービスの3ランで4失点を喫し、0対4でジャイアンツに敗れた。ジャイアンツ先発のアレックス・カッブは9回被安打6、与四球1、奪三振3の内容でエンゼルス打線を完封し今季初勝利(1敗)をマーク。モンゴメリーは悔しい3敗目(2勝)となってしまった。

モンゴメリーとカッブの両先発で始まった試合は6回までゼロ行進。カッブが3回パーフェクトと快調な滑り出しを見せると、モンゴメリーも1回裏に迎えた一死満塁のピンチをファウルフライと三振でしのいで波に乗る。その後は両投手とも走者を許しながらも得点は許さない安定したピッチングを見せた。

均衡が破れたのは守備の乱れからだった。7回裏、先頭のマイク・ヤストレムスキーの打球をカージナルスの名手トミー・エドマンがまさかのエラー。するとこの場面で登板した2番手のドリュー・バーヘイゲンが一死満塁とピンチを広げてしまい、ミッチ・ハニガーの犠牲フライで先制を許す。ここで止めておきたかったカージナルスだが、続くデービスに5号3ランを浴びてしまい力尽きた。カージナルスは打線もカッブの術中にはまり17本のゴロアウトを記録するなど悔しい展開となり、開幕から8連続でカード初戦を落としてしまった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場し、ファーストゴロ、セカンドゴロ、サードゴロ、センターへのツーベースで4打数1安打。二塁打こそ放ったものの、この日最大のチャンスだった5回表二死満塁の場面で内野ゴロに倒れるなどチームに勝利を呼び込むことはできなかった。それでも今季成績で打率.276、OPS.992と上々の数字をキープしている。

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