気象庁は25日(火)、向こう3か月の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう3か月の気温は東・西日本と沖縄・奄美で高く、北日本で平年並か高い見込み。向こう3か月の降水量は、全国的にほぼ平年並みとなりそうだ。
冬に終息したラニーニャ現象の影響等が残るため、東・西日本と沖縄・奄美を中心に、暖かい空気に覆われやすい見込み。上空の偏西風はほぼ平年の位置を流れやすいが、太平洋高気圧は日本の南で西への張り出しがやや弱い見通し。このため、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が、北・東・西日本に流れ込みやすい時期がありそうだ。
■5月
北日本では、天気は数日の周期で変わる見込み。東・西日本は平年と同様に、晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見通し。
■6月
北日本と東日本の日本海側は、月の前半は天気は数日の周期で変わる見込み。月の後半は平年と同様に、曇りや雨の日が多くなりそうだ。東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見通し。
■7月
北日本と東日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。東日本の太平洋側と西日本は、月の前半は平年と同様に曇りや雨の日が多いが、月の後半は平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、平年と同様に晴れの日が多い見通し。
・参考
平年日(梅雨入り・梅雨明け)
沖縄 (5月10日ごろ・6月21日ごろ)
奄美 (5月12日ごろ・6月29日ごろ)
九州南部(5月30日ごろ・7月15日ごろ)
九州北部(6月4日ごろ・7月19日ごろ)
四国 (6月5日ごろ・7月17日ごろ)
中国 (6月6日ごろ・7月19日ごろ)
近畿 (6月6日ごろ・7月19日ごろ)
東海 (6月6日ごろ・7月19日ごろ)
関東甲信(6月7日ごろ・7月19日ごろ)
北陸 (6月11日ごろ・7月23日ごろ)
東北南部(6月12日ごろ・7月24日ごろ)
東北北部(6月15日ごろ・7月28日ごろ)