姫路の地ビール飲み比べて 地元3醸造所と専門店が5月に2日間「ビュッフェ」初開催 兵庫

自慢の商品を手にイベントをアピールする姫路クラフトビール協会のメンバーたち=姫路市西二階町、コガネ

 兵庫県姫路市内で醸造されるクラフトビールをそろえたイベント「姫路クラフトビアビュッフェ」が5月13、14の両日、JR姫路駅前の駅北にぎわい交流広場で初開催される。企画したのは、いずれも市内に昨年開設された3醸造所と専門店。各事業者とも「人気を一過性のブームにせず、新たな姫路の食文化に発展させ、地域を盛り上げたい」と意気込んでいる。

 主催するのは、イーグレブルワリー(姫路市苫編)、姫路鳩屋麦酒(同市北条口5)、フリー・スピリッツ・ブリューイング(同市久保町)の3醸造所に加え、専門店のコガネ(同市西二階町)。4事業者で昨年、姫路クラフトビール協会を設立し、今回が初のイベント開催となる。

 全国的にクラフトビール人気が高まり、各地で小規模な醸造所の開設が相次ぐ中、播磨地域でも各醸造所がこだわりの味わいや香りで個性を競い、コガネも店内に醸造所開設に向けた準備を進めている。

 両日とも正午から午後8時。ビールは1杯(150ミリリットル)300円均一で、飲み比べることができる。同協会のツイッターなどを通じて開催情報を発信する。(段 貴則)

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