
国土交通省は、観光で日本を訪れる外国籍ビジネスジェット機について、離着陸など空港利用の手続きを5月下旬から緩和する。申請期日を10日前から3日前に変更、やむを得ない事情があれば24時間前までの申請も認める。ビジネスジェットは海外の富裕層に人気がある。旅程を柔軟に組みやすくして受け入れを拡大し、訪日客の消費額アップにつなげる。
ビジネスジェットは企業や個人らが仕事や観光で使う。利用者の都合に合わせ、プライバシーを確保しながら快適に移動できるのが特徴だ。仕事、医療目的は既に3日前の申請を認めていたが、観光で訪れる場合も同じ扱いとし、航空法に基づく通達を改正する。