「闘魂三銃士CAFE」武藤&蝶野に加え、橋本大地もメニュー監修!結成35周年記念 大阪と福岡で開催

日本のプロレス界で一時代を築いた武藤敬司(60)、蝶野正洋(59)、橋本真也さん(2005年死去、享年40)のユニット「闘魂三銃士」が今年で結成35周年を迎える。その節目を記念し、貴重なスチール写真やイラストなどを使ったグッズやコラボメニューを用意した期間限定イベント「闘魂三銃士CAFE」が29日、大阪と福岡でスタートする。

大阪市では29日から5月14日まで「コミュニティーフードホール大阪・日本橋」(営業時間12-20時)で、福岡市では同日から5月21日まで「カフェ&バーRINE」(同11-20時)で開催される。

新日本プロレスでの闘魂三銃士結成は1988年7月。日本がバブル景気にわいていた時代だが、その出発点は海外武者修行先のプエルトリコだった。当時、武藤25歳、蝶野24歳、橋本さんは23歳になったばかり。同月、凱旋帰国した若きトリオは新日本の有明コロシアム大会のメインイベントで藤波辰爾、木村健悟、越中詩郎組と6人タッグマッチで対戦。先輩レスラーを相手に奮闘し、世代交代をアピールした。

91年に蝶野がG1 CLIMAX第1回大会の決勝で武藤を破り初優勝した際、準決勝で蝶野に敗れた橋本さんも姿を見せ、3人がリング上で大会を締め括ってから「闘魂三銃士時代」が到来した。以後、G1やIWGPヘビー級選手権などのビッグマッチでも対戦し、人気、実力共に90年代の新日本を支えた看板レスラーとして不動の地位を築いた。

そして時代を超え、その3人の魅力が詰まった「闘魂三銃士CAFE」がファンに提供される。3人にゆかりのコラボメニューでは、1品を注文するごとに「ノベルティコースター」をランダムで1枚プレゼント。さらに、貴重なスチール写真やイラストを使用したオリジナルグッズも用意(グッズのみ購入も可)。また、期間中に3300円(税込)の会計ごとにA5フライヤーをランダムで1枚プレゼントする。

主催する株式会社「spacetimes」代表取締役の土岐法郎氏は「私は、新日本プロレスが立ち上がった1972年に生まれ、幼少期からプロレスが好きで応援させていただいておりました。ちょうど私が多感な時期に勢いよくデビューされたのが、武藤敬司選手、蝶野正洋選手、橋本真也選手の闘魂三銃士でした。3選手がたもとを分けた後も変わらず応援させていただいておりました。先日の武藤選手の引退試合も現地で観戦させていただき、闘魂三銃士に熱狂したファンの方にも、闘魂三銃士をまだ知らない方にも、もう一度、闘魂三銃士を感じていただきたいと思い、記念のコラボカフェを開催させていただくに至りました」と経緯をコメントした。

さらに土岐氏は、闘魂三銃士ゆかりのコラボメニューについて、武藤と蝶野に加え、橋本さんの長男で現役プロレスラーである橋本大地(31)も亡き父に代わって監修したことを明かした。土岐氏は「全プロレスファンの皆様にお楽しみいただけますと幸いです。ご来店を心よりお待ちしております」と呼びかけている。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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