【ナイロビ共同】ケニアのキンディキ内務・国家調整相は25日、同国東部の森にある集団墓地などから89人の遺体が見つかったと記者団に明らかにした。遺体は、飢え死にすれば天国に行けると信じたカルト教団の信者とみられる。墓地を掘り起こすたびに遺体が見つかっており、死者数はさらに増える可能性がある。ロイター通信が25日に伝えた。
教団は自称、グッド・ニュース・インターナショナル教会。信者は森の人里離れた集落で生活していた。これまでに34人が救出されたという。ケニア赤十字社によると、行方不明者は200人以上。
教団のリーダーの男は今月14日に逮捕されて勾留中。