25日の東京外国為替市場で円相場が対ユーロで下落し、一時1ユーロ=148円60銭台を付けた。2014年12月以来、約8年4カ月ぶりの安値水準。欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めを続けるとの見方の一方、大規模緩和継続を強調する日銀との方向性の違いが意識され、円売りユーロ買いが広がった。対ドルは1ドル=134円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比08銭円高ドル安の1ドル=134円14~17銭。ユーロは54銭円安ユーロ高の1ユーロ=148円00~04銭。
ECBが利上げを続けるとの観測から、ユーロは前日の海外市場に比べ一段と上昇した。