バルセロナが今夏オーバメヤンをトップターゲットに リヴァプール退団のフィルミーノにも注視

バルサがオーバメヤンをターゲットに@Getty Images

バルセロナは今夏の移籍市場でチェルシーのピエール=エメリク・オーバメヤンをトップターゲットに、次点でリヴァプールのロベルト・フィルミーノを候補に挙げている。

イギリスメディア『Skysports』によると、ラ・リーガのリーダーはロベルト・レヴァンドフスキの競争相手として、昨シーズンまでバルサに所属しドレッシングルームで強烈な存在だったオーバメヤンとの再契約を検討。ただチャビ・エルナンデス監督はチェルシーの契約解除金が決して安くない事情を考慮し、7月1日にリヴァプールとの契約が切れるフィルミーノを注視しているようだ。

オーバメヤンは2021-22シーズン後半にカンプ・ノウに到着すると、公式戦24試合で13ゴールを記録。充実した日々を送った後、昨夏に1030万ポンド(約17億2500万円)でチェルシーに移籍した。イタリアやドイツのクラブもオーバメヤンの動向をチェックしており、ブルーズとの契約が1年残っているのを踏まえ今後数週間で去就を定める方針だ。

33歳オーバメヤンはチェルシー前政権グラハム・ポッター監督の構想から外され、UEFAチャンピオンズリーグでもメンバー外となっていたものの、スタンフォード・ブリッジでは完璧なプロフェッショナルであり続けている。トッテナム・ホットスパー戦やウォルバーハンプトン戦では途中出場していて、スタメン獲得に向けトレーニングに励んでいるようだ。しかしチェルシーはオーバメヤンを長期的なプランに含めておらず、過去2回の移籍市場で大幅な補強を敢行したため、今夏の余剰戦力リストにガボン代表FWを挙げている。

1月にもオーバメヤン獲得を試みたバルサは、今夏にはリオネル・メッシの復帰も視野に入れている模様。フィルミーノ以外にもボルシア・メンヒェングラートバッハのマルクス・テュラムやアトレチコ・パラナエンセの18歳ヴィトール・ロッキもリスアップしており、ラ・リーガとのファイナルシャル・フェアプレーの交渉に奔走している。

チェルシー試合ハイライトはこちら

© 株式会社SPOTV JAPAN