修学旅行わくわく 沖縄線増便開始 岡山空港 玉野の中学生が早速搭乗

旅行会社担当者(手前)から搭乗手続きの説明を受ける玉野市立山田中の生徒たち=岡山桃太郎空港

 岡山桃太郎空港発着の沖縄線の季節増便が始まった25日、修学旅行に向かう玉野市立山田中(同市後閑)の3年生19人が搭乗した。増便は新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶり。修学旅行シーズンに合わせ5月16日にかけて行う。

 同空港には午前8時半ごろ、大きなキャリーバッグを持った生徒たちがバスで到着。旅行会社担当者の案内で搭乗手続きや手荷物検査を行い、航空機に乗り込んだ。2泊3日の予定で沖縄県営平和祈念公園や沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館を巡るという。

 女子生徒(14)は「飛行機に乗るのも沖縄に行くのも初めてでわくわくしている。機内からの景色や海水浴を楽しみたい」と話した。

 沖縄線は日本トランスオーシャン航空(那覇市)が通常1日1往復運航。感染状況の落ち着きを踏まえ、2020~22年度に中止していた増便を再開し、期間中の一部日程を1日2、3往復とする。

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