河井案里元議員 証人尋問に出廷せず 公選法違反 渡辺県議の裁判

公職選挙法違反の罪に問われた渡辺典子県議の裁判で、予定されていた河井案里元議員の証人尋問は本人が出廷せず行われませんでした。

県議会議員の渡辺典子被告(38)は4年前の参議院選挙で、河井元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金10万円を受け取った罪に問われています。

25日の裁判では渡辺被告の夫、元県議会議長の桧山俊宏県議、案里元議員の証人尋問が予定されていましたが、案里元議員は出廷しませんでした。

桧山県議は渡辺被告が河井元大臣から10万円を渡されたことについて「毎年行われている餅代・氷代を送ることは何の不思議もない」と話し「渡辺被告が起訴までいったのには違和感を感じる」と証言しました。

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