京セラ、サイバー攻撃で決算発表延期 米子会社、情報流出は確認されず

京セラ本社(京都市伏見区)

 京セラは25日、米電子部品子会社がサイバー攻撃を受けたため、27日に予定していた2023年3月期連結決算の発表を5月15日に延期すると発表した。業績への影響は軽微で、延期は「数値の確定に時間を要するため」としている。

 京セラによると、攻撃があったのは現地時間3月30日。一部システムが停止し、生産に影響があったが、今月18日時点で復旧し、現在は正常に稼働している。情報流出などの被害は確認されていないという。

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