昨年準Vの池田忠功、井絢乃が第1シード 小野寺翔平ら注目ルーキーが日本リーグデビュー<日本卓球リーグビッグトーナメント茨城大会>

<シチズンカップ 第32回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント茨城大会 日程:4月26日~29日 場所:池の川さくらアリーナ(茨城県)>

4月26日から29日までの4日間に渡り、第32回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント茨城大会(以下、ビッグトーナメント)が開催される。日本卓球リーグのシーズン初戦となる本大会では、毎年数多くの熱戦が繰り広げられる。

今回はそんなビッグトーナメントの見どころを解説する。

男子シングルス

シングルスは男女ともに、予選リーグに相当する第1ステージ、決勝トーナメントに相当する第2ステージに分けられる。

今大会第1シードには、昨年大会準優勝の池田忠功(リコー)が登録されており、また昨年大会3位の山本勝也(リコー)は第2シードで出場し、優勝を狙う。

写真:池田忠功(リコー)/撮影:ラリーズ編集部

Tリーグでのプレー経験もある上村慶哉(シチズン時計)、渡辺裕介(協和キリン)ら日本リーグトップで活躍する選手も出場。

写真:吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/撮影:ラリーズ編集部

また昨年大会では日本リーグ2部チーム勢唯一の男子シングルスベスト8に入った坂根翔大(関西卓球アカデミー)、2年ぶりの日本リーグ参戦となる吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)ら実力者が多数出場。

写真:小野寺翔平(リコー)/撮影:ラリーズ編集部 ※写真は中央大学在学時

中央大学を卒業し、日本リーグに加入した小野寺翔平(リコー)、浅津碧利(シチズン時計)、橋本一輝(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)、愛知工業大から協和キリンに加入した田原彰悟ら新人選手の日本リーグデビューとなる戦いにも注目だ。

女子シングルス

女子シングルスでは、男子同様昨年大会準優勝の井絢乃(中国電力ライシス)が第1シード、昨年3位の塩見真希(サンリツ)が第2シードで出場する。

写真:井絢乃(中国電力)/撮影:ラリーズ編集部

また東京選手権2023大会では優勝を飾った牛嶋星羅(レゾナック)、Tリーグでも活躍を見せる野村萌(デンソー)、成本綾海(中国電力ライシス)、全日本選手権ベスト8の出雲美空(サンリツ)ら実力者が出場し、優勝を狙う。

写真:成本綾海(中国電力ライシス)/撮影:ラリーズ編集部

また今年度から日本リーグに加盟した、神戸松蔭女子学院大学出身の枝廣瞳(中国電力ライシス)、鶴岡菜月(十六フィナンシャルグループ)、インターハイ王者の赤江夏星(デンソー)ら新人選手にも注目だ。

写真:赤江夏星(デンソー)/撮影:ラリーズ編集部 ※写真は
香ヶ丘リベルテ高在学時

男子ダブルス

男女ダブルスは予選リーグの第1ステージと、決勝トーナメントの第2ステージに分けられており、全ペアが第1ステージから登場する。

男子ダブルスでは、昨年大会優勝ペアの松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)ペアが大会2連覇に挑む。

写真:松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)/撮影:ラリーズ編集部

また、2022年の全日本実業団選手権で大活躍を見せた松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)ペアや、日本リーグで活躍する上村慶哉/酒井明日翔(シチズン時計)ペアなど、実力者ペアが多数出場。

写真:松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)/撮影:ラリーズ編集部

また吉村和弘/沼村斉弥(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)ペアや、田原彰悟/硴塚将人(協和キリン)ペア、小野寺翔平/郡山北斗(リコー)ペアなどの新結成ペアの戦い振りにも要注目だ。

女子ダブルス

女子ダブルスでは、昨年大会優勝ペアの青木優佳/中森帆南(中国電力ライシス)ペアが大会2連覇を狙う。

写真:青木優佳/中森帆南(中国電力ライシス)/撮影:ラリーズ編集部

日本リーグで活躍を見せる永尾尭子/松平志穂(サンリツ)ペア、成本綾海/井絢乃(中国電力ライシス)ペアや、全日本選手権準優勝ペアの梅村優香/塩見真希(サンリツ)ペアなど、実力派ペアが多数出場。

写真:梅村優香/塩見真希(サンリツ)/撮影:ラリーズ編集部

どのペアも優勝する可能性があり、激戦が予想される。木村光歩/枝廣瞳(中国電力ライシス)ペア、野村萌/赤江夏星(デンソー)ペアなど、新結成ペアにも要注目だ。

大会初日となる26日は男女ダブルス第1ステージが行われ、第2ステージ進出ペアが決定する。

文:ラリーズ編集部

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