ブラピ F1イギリスGPに登場へ 新作映画で元ドライバー役

俳優ブラッド・ピット(59)が、7月のF1イギリスGPでハンドルを握ることになった。タイトル未定の新作映画で、ひとりの新人ドライバーを育成するために復帰を決めた元ドライバー役を演じているブラッドは、撮影の一環として、シルバーストン・サーキットで開催される伝統のグランプリで、メルセデス在籍のルイス・ハミルトン(38)らと並びパレードラップに参加する特別許可を得たという。

ある関係者はザ・サン紙にこう話している。「ブラッド・ピットが、今年7月、シルバーストンでイギリスグランプリに登場することはテレビの視聴者にとって驚くべき非現実的な瞬間となるでしょう」

ハミルトンの製作会社ドーン・アポロ・フィルムズが同映画の製作を担っており、ハミルトン自身がキャスティングに関わっているそうで、「クールな作品だ。(そして)ブラッドと一緒に良い時間を過ごしているのは素晴らしいことだ」と以前語っていた。

『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督を担う同新作は、来年に公開予定となっている。

コシンスキー監督は2013年、ル・マンにおけるフォードとフェラーリの間の競争を描いたレーシング映画『ゴー・ライク・ヘル』を企画していたが、最終的にはジェームズ・マンゴールド監督が映画化、マット・デイモンとクリスチャン・ベール主演の2019年作『フォードvsフェラーリ』として公開されていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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