横浜DeNAベイスターズは25日のヤクルト戦(横浜)に5―3で勝ち、首位の座を守った。最後は山崎康晃投手が三者凡退できっちりと試合を締め、今季7セーブ目をマーク。名球会入りの条件でもある通算250セーブへ残り36とした。
「チームの顔」は朝から大忙しだった。午前9時半には横浜駅東口でメディアの前に立っていた。球団が人気アニメ「ポケットモンスター(ポケモン)」とのスペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を開催するため、守護神は戸柱恭孝捕手とともに会見に参加。ゲームソフトを持参し、ポケモン愛を熱弁した。
自身をポケモンの「でんき(電気)タイプ」に例え、「抑え投手なので、(ポケモン技の)『10まん(万)ボルト』のような一撃必殺のツーシームで、三振を取っていけるような属性なのかな」と笑った。
それから約12時間近くたった午後9時前、マウンドでナインとハマスタ7連勝を喜び合った。長い一日が終わった。
「これもプロ野球選手の仕事。僕自身、非常に楽しい会見だった。こういう一日もあるということは、プロ野球選手にとって大事なこと」と本人は涼しい顔。6連戦初戦から大活躍だった。