
26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日終値からの下げ幅は一時200円を超えた。米金融システム不安の再燃を背景に前日の米国株式相場が下落したことを受け、東京市場でも売りが先行した。
午前終値は前日終値比150円99銭安の2万8469円08銭。東証株価指数(TOPIX)は14.29ポイント安の2027.86。
米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の預金残高が急減したことが明らかになり、米金融システム不安から前日のダウ工業株30種平均が下落した。
東京市場もこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られた。銀行株などの下落が目立った。