『ガンダム 水星の魔女』第15話、グエル先輩がツラすぎる…!「真の主人公」「逆に不安だ」スレッタ不在の理由は

2023年4月より放送が始まった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2。第15話「父と子と」では、グエルがメインとなる地球でのエピソードが描かれました。

久しぶりに登場したグエルの姿に喜ぶ視聴者ですが、あまりの状況に「つらい……」との声も。しかしラストでは「グエルこそ主人公!」と思った人もいたよう。

また、「父と子」というタイトル通り、さまざまな親子関係が登場した第15話。登場しなかったキャラクターに目を向けると、本作をさらに深掘りできそうです。視聴者の感想とともに振り返ってみましょう!

※記事の性質上、ストーリー内容に触れています。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアルより

グエル先輩が「ガンダムの主人公」すぎる

Season2本編で初めて出番がやってきたグエル。放送開始直後から「グエル先輩」などの関連ワードがTwitterトレンド入りしたことからも、人気の高さがうかがえます。

Season1のラストでの出来事から、生きる気力を失っていたグエル。それでも地球での戦いに巻き込まれていくなかで、再び立ち上がる理由を見つけました。

『ガンダム』シリーズでは王道ともいえる展開に、視聴者からは「グエルが主人公では」という声が続出。

「少女を救えなかった思いを胸に前に進む、もはやガンダム主人公だよグエル先輩!」、「主人公ってスレッタからグエル先輩に代わったの?」、「15話をまるまる使って主人公ムーブを見せられると、逆に不安になってしまう」などの感想が見られました。

また、グエルに厳しくも真正面から接するオルコットとの関係性も胸熱。「グエル先輩とオルコットとの出会いは完全にガンダムシリーズの主人公ムーブ」と、こちらも王道を感じさせる展開でした。

グエル役の阿座上洋平さんも、放送後にアフレコ中のエピソードなどをツイート。

「進むのをやめなかった彼の選択を、どうか最後まで見届けてほしいです」と、今後の展開に期待を持たせていました。

スレッタがいなかった理由は……?

タイトルの「父と子と」に思いを馳せるファンも多数。
「父を殺された子、子を守れなかった父、父を殺してしまった子……さまざまな意味が重ねられている」、「グエル、ミオリネ、シャディクがそれぞれの方法で父親と対峙した話数」など、複数の意味が込められていそうです。

一方で、まったく出番がなかったのが主人公のスレッタ。こちらも「父と子と」について考えると、その理由が見えてきそうです。

CD『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Original Soundtrack』

視聴者からは「スレッタに父親はいないので出番がない」、「スレッタは父でなく母の呪縛のもとにあるので出てこなかった」などの考察が。ほかのキャラクターが父親から巣立っていくなか、スレッタは母親のもとから飛び立つことができるのか注目が集まります。

次回は第16話「罪過の輪」を放送予定。グエル先輩の今後はどうなるのか、そしてスレッタの出番はあるのか、来週も目が離せません!

(執筆:ハシビロコ)

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