新鮮なカツオを茶漬けに 和歌山県串本の「萬口」

秘伝のたれに漬け込んだカツオは、カツオ丼としても食べられる

 和歌山県串本町にある「かつお茶漬け」で有名な店「萬口」(尾代孝哉店主)。1962年ごろに先代が創業し、現在は、息子の孝哉さんが店主として営業している。

 名物はもちろん「かつお茶漬け」(1700円)。ケンケン漁で取れた新鮮なカツオを、店主の母が考案した秘伝のごまだれで漬けている。臭みもなく、カツオ本来のうまみが味わえる。食べ方は、最初にカツオ丼、次に茶漬けにしてと、1杯で2度の楽しみがある。

 おなかいっぱい食べたい人には「かつお茶漬け満腹セット」(2300円)がおすすめ。「かつお茶漬け」にカツオの煮物か塩焼き、卵の中にネギとカツオの切り身を入れて混ぜ、ご飯にかけて食べる「かち飯」が付く。

 カツオの漁獲量などによって数に制限があり、臨時休業する場合もある。予約はできない。 【お店情報】 和歌山県串本町串本42―17 営業:午前11時半~午後3時、午後5時半~9時 水曜定休 電話0735.62.0344

地図 茶漬け「萬口」

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