マンホールカードに「猫城主」 28日から高梁・旧折井家で配布

高梁市のマンホールカード

 備中松山城(高梁市内山下)と猫城主・さんじゅーろーを描いた市のデザインマンホールが、全国各地の特色ある図柄を紹介する「マンホールカード」に採用された。市は28日から、石火矢町ふるさと村の旧折井家で無料配布する。

 カードは縦8.8センチ、横6.3センチ。ふたの写真とともに、天守が現存する全国唯一の山城であることや、西日本豪雨後に城で保護されたさんじゅーろーが観光客をV字回復させたとのエピソードを紹介している。

 デザインマンホールは高梁青年会議所が市に寄贈し、同家そばに設置されている。市は観光振興に活用しようと、カード作製に携わる全国組織に申請を行い、今回発行される第19弾(26種類)の一つに決まった。

 配布は1人1枚で、2千枚を予定。なくなった場合は増刷する。市観光課は「市のPRにつなげたい」としている。

猫城主・さんじゅーろー

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