當真あみが見せるピュアな初恋 部活に恋にひたむきな女子高生役 「水は海に向かって流れる」場面写真

2023年6月9日より劇場公開される、田島列島の同名漫画の映画化作「水は海に向かって流れる」から、部活にも恋にもひたむきな女子高生を演じた當真あみの姿を収めた場面写真が公開された。

公開されたのは、直達(大西利空)の同級生・楓(當真あみ)を中心とした場面写真。直達が見つけた捨て猫の飼い主探しなどで仲が深まる2人。楓がひそかに思いを寄せる直達と優しく見つめ合う姿や、直達が抱く飼い猫ムーを好奇心旺盛にのぞき込む様子など、恋や部活に一生懸命な姿が捉えられている。

「カルピスウォーター」の14代目キャラクターにも起用された當真は、「かがみの孤城」で主演声優を務めたほか、ドラマ「大奥」に続き、初出演となる大河ドラマ「どうする家康」では家康と瀬名の娘を演じることが発表されている。本作では、直達を巡って、広瀬すず演じる榊と恋のライバルとなる重要な役を演じる。

役柄と同じ年齢の役者に演じてほしいという前田哲監督の希望で、楓役もオーディションを実施した。前田監督は「透明感を持った佇まい、その中に芯の強さを秘めて、真っ直ぐに相手を見る目元と声の美しさは、素晴らしい女優になる証。14歳の時に出会った宮﨑あおい、高畑充希、二階堂ふみに匹敵する輝きを感じた」と、當真に称賛の言葉を送っている。

當真は撮影を振り返り「広瀬さんは、私の目の前でずっと榊さんのままでいてくださって、私が上手くいかず何度もやり直したシーンにも、ずっと側でお芝居にお付き合いくださり、感情が作りやすかったです。おかげで集中力が途切れたりすることなく、演技ができたので本当に感謝しています」と、広瀬すずのサポートについて明かしている。

「水は海に向かって流れる」は、ある雨の日の思いがけない出会いから始まる物語。過去の出来事から心を閉ざし、「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごす26歳のOLである榊千紗(さかき・ちさ)を描く。シェアハウスに住むいつも不機嫌そうな榊千紗を演じるのは広瀬すず。2023年唯一の単独主演映画で、「ここまでクールで、感情が掴みにくい役は初めて」と自ら語る難役に挑む。メガホンをとるのは、「そして、バトンは渡された」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」などの前田哲監督。人と人が向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きやあふれ出る感情を描き出す。

【作品情報】
水は海に向かって流れる
2023年6月9日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

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