ボクシングのヨネクラジム会長として5人の世界王者を育て、20日に88歳で亡くなった米倉健司さんの追悼セレモニーが26日、東京・後楽園ホールの興行内で行われた。世界王者となった大橋秀行さん、中島成雄さん、川島郭志さんらがリングに上がり、テンカウントゴングが鳴らされた。大橋ジム会長の大橋さんは「米倉会長はボクシング関係者の中でおそらく一番後楽園に来ている。喜んでいると思う。ヨネクラ魂を継承していきたい」とあいさつした。
福岡県出身の米倉さんは1956年メルボルン五輪に出場。63年にジムを開設、大橋さん、中島さん、川島さんのほか、ガッツ石松さん、柴田国明さんが世界王座に就いた。