ザスパクサツ群馬、新練習場を建設する「カインズ」公式の“熱”がすごい!完成イメージも

ザスパクサツ群馬のクラブパートナー、株式会社カインズは、2022年2月に群馬県前橋市と協定を締結。サッカーグラウンドやクラブハウスなどを含めたサッカー場施設を整備し、前橋市に寄附することを発表した。

ザスパクサツ群馬は現在、チームとして専用の練習場やクラブハウスを持っておらず、前橋市が所有する施設を借りて日々練習している。

群馬が創業の地であるカインズは、クラブが「ザスパ草津」としてJリーグに加盟してまもない2006年からグループ企業とともにオフィシャルユニフォームパートナーとしてチームを支援。2020年12月にはチームを運営する株式会社ザスパに資本経営参加し、筆頭株主グループの一員となった。

カインズはクラブの「共創」パートナーとして練習環境を充実させるため、群馬県や前橋市と検討を重ね、いわゆる「企業版ふるさと納税」を活用した形で事業の実現に至ったという。

総額18億円が見込まれる施設の工事は今年3月にスタート。カインズのYouTube公式チャンネルでも2月から新練習場に関する動画が定期的に配信されている。

第1回ではいきなり前橋市の山本龍市長が登場。地元出身で加入4年目の白石智之がクラブハウスへの期待を語った。

これだけでも練習場への期待と意気込みが伝わってくるが、第2回以降もその熱は衰えるどころか加速していくような仕上がりとなっている。

2021年には日経コンピュータ主催の『IT Japan Award 2021』において、「IT小売業」のグランプリを受賞したカインズ。訴えかけるような動画の作り方がうまい!

建設場所はローズタウンのF地区北(前橋市富田町1674番1)。

施設はザスパクサツ群馬が練習場として利用するほか、地域の人々も幅広く使えるものになるという。

1年後にはここに、立派なグラウンドとクラブハウスが…。

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2024年春ごろの完成が楽しみだ。

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