NHKがドラマ撮影で重要文化財破損、謝罪 床板の木材折れる 朝ドラ「ブギウギ」のロケ中止に

NHKは26日、滋賀県東近江市の百済寺(ひゃくさいじ)で今年秋に始まる連続テレビ小説「ブギウギ」のロケ撮影中、国の重要文化財に指定されている本堂の濡れ縁の一部を破損したと発表した。

同局によると、事故が起こったのは25日午後3時過ぎ。ドラマ出演者が濡れ縁の上で撮影のリハーサルを始めた直後、濡れ縁の床板を支える木材が折れ、縁の板が一部はずれたという。

ロケはすぐに中止となり、同局は百済寺に謝罪した。出演者、関係者にけが人は出なかった。

NHKは「貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指 導に従い、修復等に適切に対応してまいります。改めて文化財の保護 を徹底します」とコメントしている。

(よろず~ニュース編集部)

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