アゾフ連隊、再建急ぐ 対ロシア反攻へ、米紙報道

ウクライナ・マリウポリの製鉄所に避難した民間人と「アゾフ連隊」の兵士=2022年4月(アゾフ連隊提供、ロイター=共同)

 【キーウ共同】米紙ワシントン・ポストは26日、ウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」が、ロシアに対する大規模な反転攻勢に備えて、これまでの戦闘被害からの再建を急いでいると報じた。反攻は5月にも実施されるとみられており、アゾフ連隊が主要な役割を担う可能性もある。

 アゾフ連隊は、激戦地となったドネツク州南部マリウポリでロシア側と戦い、アゾフスターリ製鉄所構内に立てこもり、昨年5月にロシア軍に制圧されるまで、最後まで抵抗した。

 同紙によると、ウクライナ政府はアゾフ連隊について、ロシア側が実効支配する地域を奪還する作戦を支援する六つの「攻撃用部隊」の一つに指定したという。

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