【第33節】ノッティンガム・フォレスト vs ブライトン
4月26日、プレミアリーグ第33節ノッティンガム・フォレスト vs ブライトンの試合がザ・シティ・グラウンドで行われた。
開始9分、ネコ・ウィリアムズがペナルティーエリア内でペルビス・エストゥピニャンに倒され、ノッティンガム・フォレストがPKを得る。しかしブレナン・ジョンソンのキックはGKジェイソン・スティールが完璧に読んでストップし、先制のチャンスを逃す。
その後はブライトンがボールを保持し、相手陣内に攻め込む時間帯が続く。16分には三笘薫が長い距離をドリブルで突破して折り返し、フリオ・エンシソが合わせたものの、GKケイロル・ナバスに阻まれる。19分には中央でボールを受けた三笘がシュートを放ったが、これもナバスがキャッチする。
それでも38分、ソリー・マーチが右サイドからカットインして左足でシュートを放ち、ナバスが弾いたところをファクンド・ブオナノッテが押し込んでブライトンが先制する。
ブライトンの1点リードで前半が終わると思われた45+3分、ノッティンガム・フォレストは人数をかけた攻撃を仕掛け、タイウォ・アウォニーのポストプレーから左サイドのレナン・ロディがクロス。このボールがパスカル・グロスの足に当たってコースが変わり、そのままゴールネットへ。ノッティンガム・フォレストがOGで同点に追いつく。
後半もブライトンがパスワークを武器に攻め込む展開となり、58分にはカウンターからブオナノッテがボールを運んで左サイドに展開。三笘がフリーでシュートを放ったが、ゴールのわずか右側に外れてしまう。
直後のプレーでノッティンガム・フォレストが反撃に転じたところ、ウィリアムズが味方と激しく接触。流血して起き上がることができず、担架に乗せられて退場する嫌な流れとなったが、69分には中盤でのパスカットからカウンターに転じ、抜け出したダニーロが右足で流し込んで逆転に成功する。
ブライトンは攻撃的な選手を投入しながら同点を目指すが、焦りからかパスが繋がらないシーンが目立つ。後半アディショナルタイム突入直前のCKの場面では、ゴール前での競り合いの中でルイス・ダンクの手にボールが当たったとしてVARが介入。オンフィールドレビューの結果PKの判定となり、モーガン・ギブス・ホワイトが冷静にキックを決めて3-1とする。
ケガ人の治療もあったためアディショナルタイムは15分近く取られたもののこれ以上スコアは動かず、ノッティンガム・フォレストが12試合ぶりの白星を挙げた。
勝利したノッティンガム・フォレストは勝ち点を30に伸ばし、降格圏を脱して暫定17位に。ブライトンは勝ち点49で8位のままとなっている。
次節、ノッティンガム・フォレストはアウェイでブレントフォードと、ブライトンはホームでウルヴスと対戦する。