国民民主党政調会長の大塚耕平参院議員(63)=愛知選挙区=が次期参院選に出馬せず、任期満了に伴う2025年春の名古屋市長選に立候補する意向を固めた。市役所で27日、記者会見し、出馬について「前向きに考えたい。名古屋の在り方が国の課題を解決する例になれば、すばらしい」と述べた。
現職の河村たかし名古屋市長(74)は同日、記者団の取材に応じ「選挙にいろいろな人が出るのはいいことだ。公約を聞いてみたい」と語った。自らの25年市長選への対応については「今は4期目の仕事をしている最中だ」と述べるにとどめ、明言しなかった。
大塚氏は日銀職員を経て01年参院選に出馬し、初当選した。